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静電噴霧の計算(Trak/OmniTrak)

静電噴霧で液滴を噴射させた場合の液滴の軌跡をTrakまたはOmniTrakで計算可能かというご質問がありましたので、こちらにも回答を書きます。

 AMaze/TriComp荷電粒子解析ソフトは、基本的には真空中の電子やイオンなどの小さな荷電粒子を対象としておりますが、粒子の電荷と質量と時間ステップを適切に設定すれば液滴の計算も可能です。
ただし、質量は原子質量単位(AMU)で設定しなければならないので、非常に大きな値を指定しなければなりません。それが不便な場合は[電荷/質量]の値さえ合っていれば小さい値で設定しても運動の振る舞いは同じになります。その際、運動に要する時間は[√質量]倍になります。
 
なお、蒸発や分裂により粒子の大きさや個数が途中で変わっていくような計算はソフトの仕様上、今のところできませんが、計算領域を上流側と下流側に二段階(もしくはそれ以上)に分けて、上流側の終端での粒子の状態を保存し、次に下流側の計算で上流側終端の粒子のデータを書き換えて初期値として利用する事で、ある程度は模擬できるかもしれません。この場合は粒子の大きさ等が変化する箇所は、ユーザーが指定した場所のみとなります。
 
重力による落下や空気抵抗は残念ながら考慮できません。