2013年4月

"Computer Hardware does not match setup configuration"

ソフトをインストール後、"Computer Hardware does not match setup configuration"というメッセージが表示されてプログラムが動作しない場合の原因と対処について書きます。

このメッセージが出るのは、OSとインストールしたプログラムがマッチしていない場合、具体的には、32ビットOSに64ビット版のプログラムをインストールしてしまった場合、もしくは64ビット版のOSにすでに64ビット版のプログラムがインストールされていて、追加で32ビット版のプログラムをインストールした場合に表示されます。

また、インストール後にメモリーの増設などハードウェア構成を変えてしまった場合にも、システムのパラメータが変わってしまうため、マシンナンバーも変わり、アクティベーションが有効でなくなります。

いずれの場合も、プログラムをアンインストールした後に、Cドライブのfieldpフォルダを削除し、インストールとアクティベーションをやり直してください。

アンインストーラーは、スタートメニューの該当プログラムのフォルダ(例えば「*** Design Suite」や「*** Toolkit」など)内にありますので、それを選択してアンインストールを行って下さい。

要素数が非常に大きい場合のプロットの問題

時々ユーザーの方からWindows 7等で要素数が非常に多い場合に、時々プロットが表示されなくなる問題があることを報告頂きます。

基本的な問題は、このような膨大な数の要素を表示するのは大きなタスクですので、実行にある程度時間がかかります。Windows XPはうまく調整されたOSでしたので、このような問題は起こりませんでしたが、Windows 7は処理をなるべく速く見せようとするために、時間のかかる処理を嫌う傾向があります。Field Precisionのプロットソフトウェアはメモリー上にビットマップを作成し、その後スクリーンを書き換えます。特に複雑なプロットでは処理が非常に多くなります。プロットが表示されない場合、ビットマップ生成の際に次の二種類の状況が起こり得ます。

  • ユーザーがウィンドウフォーカスを変えてしまう(他のウィンドウ等をアクティブにする)場合。
  • Windows 7が「プログラムが応答しない」というメッセージを出す場合。
1つ目の場合ですが、もし処理が終わる前にそのウィンドウからフォーカスが移ってしまうと、ビットマップの扱いがうまくいかなくなり、おかしなことが起こります。時にはプロットの設定が破壊され、更なる操作を受け付けなくなります。このような場合、プロットモードを閉じて再度プロットをやり直すか、プログラムを再起動させるしかなくなります。
 
2つ目の場合はの解決策は、Windows 7が処理を待ちきれずに打ち切ってしまうまでの時間を長くするように設定することです。この方法を見つけるのは結構難しいことです。Windows Helpでは何も記載がありませんし、インターネットで調べても様々なことが書かれており、よく分かりません。ここでは次の様な方法を提案します。
 
Windows 7 が「このプログラムは応答していません」というメッセージを出すまでの時間を長くする方法
 
  1. スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」で「regedit」と入力し、見つかったプログラムを実行する。
  2. HKEY_CURRENT_USER/Control Panel/Desktopをクリックする。
  3. Desktopのウィンドウ内を右クリックし、新規(N)>文字列値(S)を選択。
  4. 名称を「HungAppTimeout」とする。
  5. HungAppTimeoutを右クリックし、「修正(M)」を選択。
  6. 「値のデータ」に10000等の数字を入力する。必要であればもっと大きい値を入力する。
  7. regeditを終了する。
入力した設定は次に起動したときから有効になります。これによってField Precisionソフトウェアは、ビットマップ生成時に「このプログラムは応答していません」というメッセージを出さなくなります。これでプロットはウィンドウフォーカスを変えない限り表示されます。
 

要素サイズと計算精度に関して

要素サイズと計算精度に関しまして、どのように考えれば良いのかというご質問をよく頂きます。

基本的な考え方としましては、重要な部分の形状をある程度忠実に再現できる程度の細かさで、なるべく粗くするのが良いということになります。AMaze/TriCompは十分に精確な解析ソフトですので、あまり細かいメッシュにする必要はありません。むしろ細かくしすぎて誤差が積もることにより返って精度が悪化してしまいます。また要素数が多すぎると計算や解析に時間がかかり、時間の浪費になりかねません。

マニュアルに説明がありますので、それらの箇所をご紹介致します。

●まず、要素の細かさと計算結果の違いに関する具体例と致しまして、2次元になりますが、Meshのマニュアルに記載がございます。マニュアルの2.5章"Choosing element sizes"をご参照下さい。

Meshマニュアル: http://www.fieldp.com/manuals/mesh.pdf
 

●またMetaMeshマニュアル16.5章"Fitting surfaces and edges"に形状のフィッティングの効果についての説明がございます。それから21.3章"Mesh conversion method"の後半にもどの程度の細かさが良いのかについて書かれております。

MetaMeshマニュアル: http://www.fieldp.com/manuals/metamesh.pdf


●開発元のブログにも少しですが、要素数についての考え方が書かれております。
"How many elements?"
http://fieldp.com/myblog/2008/how-many-elements/

 

1